2011年9月10日 | スタッフブログ
仕事にも家事や育児にも区切りがついたシニア世代の方に、次の活躍の場を考えてもらえるきっかけづくりが目的のカフェを本日開店しました。
ゲストスピーカーの経験談を含め、ご参加に皆さまからいろいろとお話を聞かせていただきました。
現役を引退してからの生活、昔は「第2の人生」と言っていたが、「セカンドステージ」というカタカナは明るいイメージがあって良い。地域で活動することに意味があり、自己実現につながる。また、ボランティアをしていて嬉しかったことは、仕事を任されたこと、やり遂げたときの達成感を味わえたことであるとのこと。
里山整備のボランティアをしておられる関さんは、木工とか子どもとのふれあい活動などもしておられ、毎日忙しく動き回っておられるとか。ご自分で制作された木工製品も見せていただきました。
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子どもとのふれあい活動の中では、いろいろなお話を聞かせたりするそうです。おむすび1個をつくるのに、稲穂が20本(約1株)必要だとの話に、子どもたちは新たな発見で驚くようですが、我々大人も同じですよね~
参加者の中には、既に地域で活動されている方、子育て支援活動をしたい方や毎日暇で何をしていいかわからないという方、さまざまでした。
実践者からのコメントで、シニアになると「教育」と「教養」が必要であると、ふ~んと思っていたら、教育とは「今日行く」で教養とは「今日用」であるとのこと。今日、行くところがあること、そして今日、用があることであり、なければそれをつくることが必要なのだと、な~るほど言い得て妙ですよね。
本日の講座が、これから何かを始めるきっかけづくりとなってくれれば嬉しいです。