2011年9月14日 | スタッフブログ
先週の第1、2回に続き、第3回目の講座を開催しました。
本日のテーマは「保護者理解」~現代の親が抱える悩み・家族の状況を理解する~ということで、東大阪市立荒本子育て支援センターの宮城由美さんに講義をしていただきました。
昔はサザエさん家族のように3世代同居や2世代同居も結構あり、お母さん修業が知らず知らずのうちにできていたが、今は核家族で赤ちゃんの世話をするのは、わが子が初めてという人が多い。加えて近隣との付き合いも少なく、悩める母親が多いのが実情。
乳幼児期の子育ては家に例えると基礎工事、それがしっかりしていると何があっても踏ん張れる。また、子育ても、子育て相談も、まず「共感」が必要なのだと例をあげて説明して頂き、まさに”共感”しました。
子育て相談員は、相手の思いを受けとめるためストレスも多く、セルフコントロールが必要、趣味に講じるほっとできる時間を持つことも大切なことであると、締めくくりました。
子育ては母親ばかりとは限りませんが、日本ではやはりまだ母親が担う部分が大きいのは事実です。本日の講座は多くのおとうさんにも聞いていただきたかった内容です。