2011年9月26日 | スタッフブログ
本日の講座のテーマは「子どもの発達と健康管理」、講師は宝塚市大門病院の副院長の大門美智子先生です。美智子先生は、産婦人科医、兵庫医科大学非常勤講師、兵庫県参加婦人科学会理事であるとともに、NPO法人関西アロマセラピストフォーラムの理事長でもあります。また、自身も日常の仕事と妻、そして母として3人の子育てを経験し、妊娠中のおかあさんへの指導や情報の執筆活動など幅広く活躍されています。
核家族化の影響でしょうか、今の妊婦さんは昔に比べると妊娠や出産の知識が少なく、何でもないことに不安感を抱く人が多く、説明している言葉が通じない場合もあるとか、いろいろと驚かされることがあるようです。
胎教については、おなかの赤ちゃんは、おかあさんのことを何もかも感じ取ってしまう能力があるので、おかあさんのリラックスが胎児によい影響を及ぼすこと、おかあさんの安定がしっかりと胎児に伝わることなど胎児期よりの子育ての重要性も述べられました。
おかあさんには是非せいいっぱいの愛情をおなかのあかちゃんに注いでいただきたいですね。
おかあさんになれないまま子育てが始まり、誰にも相談できずに家にこもってしまう人も増えています。ときどき事件になっている乳幼児虐待にも関係ありそうなお話ですが、社会システムとしてその方たちへのケアが必要であると熱っぽく語られました。