2012年2月4日 | スタッフブログ
食センタービジョン21代表安田節子先生をお迎えして「放射能のこと、正しく知っていますか?~放射能から子どもをまもるために~」講演会を開催しました。
宝塚NPOセンターが被災者のネットワーク作りのために開催している“お茶っこカフェ”には茨城県、千葉県など、被災地と言われない地域から避難された人も来られます。その方たちの不安は、関西に住んでいる親たちの不安も同じと考え企画した講演会です。
思っていたとおり・・・関心を持っている方は多く、定員は一杯。慌てて、保育ルームをもう一部屋追加することに。
参加された皆さんの顔ぶれは多彩で、今まで宝塚NPOセンターとお付き合いのなかった方がほとんどでした。
安田先生は「3.11以前の市民と3.11以降の市民は違った動きをしなくてはいけない。自らが動き情報を得て、自分のこと、子どものことを守っていかなくてはいけない」と強く語られ、質疑応答の時間では、「圏外避難で関西に来ている。関東に帰れるのはいつか?」「ヨードの購入方法は?」など多くの質問があり、時間をオーバーするほどでした。
圏外避難者のお母さんから「次のお茶っこカフェはいつですか?連絡ください」と声をかけられました。見ると、圏外避難者お母さんの新しい輪ができている様子。ホッとしました。このような新しい輪が何かを動かす力になると信じています。
※今回の講演会の受付はNPOセンターのボランティアさんが大活躍!写真を撮らせてもらいました。市民活動の大先輩です。