2012年11月10日 | スタッフブログ
この講座も終盤に入ってきて、今回は地域団体・NPO団体による事例の紹介を行っていただきました。
まずは、県内でもめずらしい、まちづくり協議会がNPO法人として開設した、宝塚市「長尾すぎの子クラブ」の立川副理事長、「地域の子どもは地域で守る」との強い情熱を感じました。また、数々の楽しいイベントがあり、子どもたちの楽しい様子が伺えました。
「キララ」の梶元代表の話では、キララいのスタートは三田市が主催した「保育サポーター養成講座」の修了者で発足し、女性センターの託児からスタートしたそうです。ということで、他のグル―プとの違いは、「男女共同参画」の視点に立っているとのことです。また、なんでも思いついたことはすぐに実行するとのことで、いいこともあれば失敗もあるようですが、小回りがきくというのはいいですね。
最後は今年できたてほかほかの「まちかどすみれ」、昨年の「まちかど子育て相談員養成講座」の修了生11人で立ち上げた団体です。宝塚NPOセンターが実施している「お茶っこカフェ」が活動のスタートです。今年の8月から、NPO法人関西アロマセラピスト・フォーラムが主催する宝塚市きずなの家「母の子にコミュニティカフェ花のみち」で、子育て相談の活動をしています。
後半は、グループにわかれ、これからの子育て支援のグループづくり、グループ活動を進めるためのノウハウ・ヒントなどを話し合っていただきました。先輩たちの話に何かヒントを得てもらえたものと思います。
最初から理想通りにはいきませんが、まずはグループづくりから始め、できることからやってみること、これが大切だと思います。受講生のみなさんは、既にいろいろと活動している方が多く、また、とても熱い思いを持っていて今後が楽しみです。
宝塚NPOセンターとしては、今後も継続してみなさんに関わっていきたいと思っています。