2013年1月11日 | スタッフブログ
阪神・淡路大震災から18年を前に、震災の教訓を忘れないためのシンポジウム「宝塚語りつぐ震災~災害でいのちをなくさないために~」を開催しました。
宝塚ソリオホール満杯の300名の参加者がありました。
人と防災未来センター長の河田惠昭先生による「にげることは生きること」と題する基調講演では、宝塚市は雨に弱いと指摘されました。
山間地の大規模宅地造成や武庫川上流の都市化も進み、傾斜地が多いことから下流の下水はすぐにあふれる危険性があると警告、大雨が続きそうな時は、取りあえず2階の山と反対側の部屋で寝ることと説明された。
パネルディスカッションでは、東日本大震災の被災者である伊藤貴子さん、震災発生時はご主人の入院先にいたが、病室はメリーゴーランドのように大きく長い間揺れていた、発生後しばらくは靴を履いたまま寝ていたと当時のことを語られた。宝塚市に移住を決意したのは、一時避難した際の宝塚の支援体制が素晴らしかったからと、改めてお礼の言葉を述べられた。